お知らせ
2024年1月1日
2024年 主題と主題聖句
主題 「福音を伝えよう」
主題聖句
(キリストの言葉)「私を世にお遣わしになったように、私も彼らを世に遣わしました。」
ヨハネによる福音書第17章18節
<基本的な活動理念>
2024年は東小金井教会の宣教60周年を記念する年となります。礼拝と祈祷会(毎週水曜日の朝と晩)を大切して、小さな教会に集う一人ひとりが聖書の御言葉に生かされ、執り成しの祈りに支えられ、信仰を持って生きることの喜びを味わってきました。
2020年から続くコロナ禍にあって、恐いという思いを抱くこともありますが、神の真理に生かされてきました。
主イエスの祈りの言葉としてヨハネによる福音書第17章17節から19節に次のように記されています。「真理によって、彼らを聖なる者としてください。あなたの言葉は真理です。私を世にお遣わしになったように、私も彼らを世に遣わしました。彼らのために、私は自らを聖なる者とします。彼らも、真理によって聖なる者とされるためです。」
これは弟子たちの、世からの選び、聖別と、世に遣わされることを同時に含んだ祈りです。主イエスの弟子たちはイスラエルの民に遣わされましたが、だれが一番偉いかなどと議論をし、彼らの価値観は世の人々と変わらなかったのですけれども、真理の霊である聖霊(ヨハネ16:13)が下ってから、弟子たちの価値観は変えられ、キリストの証人となりました。
弟子たちは、主イエスがそうであるように、「世(の中)にある者」ですけれども、「世に属する者」ではありません。世から逃避することなく、しかも世に染まらず、世の中に身を置いて、世を救う、という使命が弟子たちに課せられています。
この使命の実現のため、弟子たちは師に倣って、「真理(イエス)において聖なる者とされる」(19節)ように召されるのです。「聖なる者とされる」、つまり、聖別され、神に属し、身も心も神のものになることです。まさに主イエスがそうであったように、私たちは、神によって、この世に遣わされる者です。ひとたび、このことを信念として人生を歩み始めるなら、私たちは遣わされた目的をすぐに悟るでしょう。
私たちは、主イエス・キリストが十字架の苦しみを通して、私たちが守られ、また誘惑からも守られ、信仰を見失う危険から守られるように祈られているのです。
神の恵みと真理が私たちの心のなかに浸透して、私たちを生かしてくださっていることを喜びましょう。この世にあって福音を伝える者として用いられるようにイエスさまが祈ってくださっていることを、いつも覚えていたいと思います。